当塾に入会する高校生の1／3くらいが偏差値40台それも前半だったりします。どういうわけか大学受験に関しては上中下位の生徒が同じくらいの割合になっています。それぞれに何を教えて、どう導いて行くかという方法論が異なります。このシリーズはもちろん下位の生徒さんへの指導の一端をお伝えするものです。
そもそも中学時代の偏差値がぱっとしない生徒さんは、勉強時間も短いし、勉強方法もわかっていないケースがほとんどです。でもそれはある意味朗報で、逆であれば塾としても救いようがないかもしれません。もし、現在偏差値40台の高校に通っていて、それでもMARCHに合格したい、と思うなら今すぐ（当）塾に通うべきです。なぜならそういう生徒さんは中学のやり直しから始める必要があるからです。数学、英語は特にそうです。計算力がなければ入試レベルの物理・化学の考え方が仮に分かっていても、答えが合いません。中学レベルの英語の知識は馬鹿にできるものではなく、例えばthem、it、 one、that、thoseこれらが何を意味するのかをきちんと理解できていない生徒は中位の生徒の中にすら散見されます。（第4回につづく）